アメリカ・ワシントン州エレンズバーグ郊外に、底の見えない巨大な穴がある──
そんな衝撃の話を1997年に証言したのが、土地所有者のメル・ウォーターズという男性です。
彼はラジオ番組で「自分の所有地に直径約2~3m、石壁に囲まれた穴があり、何を落としても反響さえ返ってこない」と語りました。さらに釣り糸に重りをつけて穴の深さを測ろうとしたところ、なんと24km以上垂らしても底に届かなかったといいます。
この話は瞬く間に海外オカルトフォーラムや日本のネット掲示板で話題となり、「メルの穴(Mel’s Hole)」という名で都市伝説化しました。
伝説では、穴の中にラジオを置くと時折不気味な音声や古い音楽が流れたり、動物の死骸を投げ込むと生き返って戻ってきたりする奇妙な現象も報告されています。例えば地元の男性が犬の死骸を穴に投げ込んだところ、同じ首輪をつけたその犬が「生き返って帰ってきた」というエピソードは有名です。
こうした怪奇譚と、深さ・底なし性への想像力が相まって、オカルト好きの間では実際に現地を訪ねたいという興味を惹きつけました。
メルの大穴の証言と特徴:底の深さと不可解な現象
底なしの深さと無音
メル氏によれば、穴は地中深くまで垂直に続いており、何度か釣り糸を垂らしても底に届かず、24km以上垂らしても落下音すら返ってこなかったといいます。
通常、深い穴では空気の流れや水の湧き出しがあり、落とした物音は何らかの反響音として聞こえるものですが、この穴は「完全な無音」とされています。
奇妙な音声と動物エピソード
穴の近くにラジオを置いて実験すると、断続的に古いラジオ音楽や謎の音声が流れたという報告があります。また、先述の犬の蘇生話以外にも「穴に死骸を投げたら生き返った」という類似エピソードが複数語られ、まるで科学では説明できない超常現象のように語られています。
このほか、メル氏は過去にUFOを見たとも話しており、穴に宇宙人や異次元的なものが関与しているのではないかという妄想的推測もネット上には広まりました。
石壁で補強された人工構造
証言によれば、穴の周囲は石レンガや石壁で囲まれており、天然の地盤ではなく何らかの建設物のようにも見えたといいます。
深さ約5mまではレンガで補強されていた跡があるとも言われ、その点が謎めいたイメージを助長しています。
メルの大穴の場所と座標─ 実在するのか?

メルの穴の噂で一致しているのは「ワシントン州エレンズバーグ郊外」という概略だけです。エレンズバーグ周辺は森林や牧場が広がる自然豊かな地方ですが、現在まで正確な場所や座標は公式に示されていません。
実際に興味本位で現地を訪れた人の報告もありますが、Googleマップや衛星写真で“これがメルの穴だ”と断言できるものは発見されていません。一部では、森林や採石場のくぼみなどと混同している可能性も指摘されています。
また面白い噂として、メル氏が後年Googleマップで調べた際、以前あった場所が黒く塗りつぶされているのを見つけたという話があります。これが本当なら、米政府が意図的に場所を隠したという説を信じたくなるかもしれません(ただし確証はありません)。
メルの大穴のGoogleマップの座標・場所の候補地
メル・ウォーターズは場所を特定せず、「エレンズバーグから西へ約9マイル、マナスタッシュ・リッジ上」にあるとだけ証言しています。
以後、redditというアメリカのWEB掲示板を中心に、地図や現地踏査で候補地が探られましたが発見には至りませんでした。
Googleマップでも特定できないことから存在自体を疑問視する声も多いですが、ネット上の検証や証言に基づいて噂されるメルの大穴の候補地点を座標付きで整理してみます。
参考資料:各候補地の位置や報告は主にラジオ証言やネット掲示板、記事などに基づく。上述の座標・報告例は、それらの検証・議論記録から抽出したものである。写真や映像では未確認のため、最終的な検証には現地踏査が必要。
46.99896, -120.85903 周辺

- Googleマップの座標: 46.99896, -120.85903
- 特徴: 周囲は開けた農地で、Googleマップ上に直径約3mの円形構造物が見える。建物はほぼ1棟しか写っておらず、非常に人里離れた場所である。
- 報告: Redditなどでは同地点付近に「検閲された領域」があると指摘されており、民家の西約140m付近に謎の黒塗り領域が存在すると報告されている。
- 備考: これらはいずれも個人のマップ解析・投稿に基づく情報で、現地検証による確証はない。
46.94016, -120.80410 周辺

- Googleマップの座標: 46.94016, -120.80410
- 特徴: 二つの森林が接する境界上にある地点とされ、一時期メルズホール候補とされた場所と重なるという。
- 報告: 2019年頃の画像で「三角形状の小屋や偽の木」があったとし、2024年の画像ではそれが実物の建物や樹木に置き換わったと主張する陰謀論的な説が掲示されている。
- 備考: 上記情報はいずれもSNS上の憶測であり、検証結果はない。
46.98151, -120.84275 周辺

- Googleマップの座標: 46.98151, -120.84275
- 特徴: 具体的な地形情報は不明だが、メルの大穴と目されている位置に明らかに人工の建築物が確認できる。
- 報告: Reddit投稿でこの座標が候補に挙がり、関連動画の風景と合致すると指摘された。
- 備考: 証拠写真や詳細説明がなく、根拠不明のままである。
46.96749, -120.65316 周辺

- Googleマップの座標: 46.96749, -120.65316
- 特徴: ヤキマ川東岸の丘陵地帯と推定され、周囲は森林混じりの山野である。
- 報告: 同掲示板で「ラビリンス(迷路)のような場所」とだけ言及され、この座標が示された。詳細な説明はなく、具体的な根拠は示されていない。
- 備考: 情報源が限定的で、検証はなされていない。真偽不明。
47.14559, -120.62374 周辺

- Googleマップの座標: 47.14559, -120.62374
- 特徴: 航空写真上に直径数メートル程度の大きな円形の陥没地形が見える。
- 報告: Redditユーザがこの地点を「メルズホールの候補」として発見し、1998年の衛星画像にも同様の窪みが映っていると主張している。
- 備考: 個人の主張による発見報告にすぎず、現地踏査による確認は行われていない。
46.95, -120.73 周辺(マナスタッシュ・リッジ)

- Googleマップの座標: 約46.95, -120.73(概数)
- 特徴: メルの証言に基づく位置で、エレンズバーグの西約9マイルにあたるマナスタッシュ・リッジ上の砂漠地帯である。山岳地域で洞窟や旧鉱山跡が点在するが、特定の穴は未確認である。
- 報告: メル自身がラジオで「エレンズバーグから西に約9マイル、マナスタッシュ・リッジ上」と語っており、この広域が伝説上の範囲とされる。
- 備考: 広大な山域に該当し、複数の地下空洞・採掘坑が想定されるが、メルズホールと確定できる地点は見つかっていない。
メルの大穴:政府関与と陰謀論
メル氏の証言には「政府の隠蔽」がつきまとうストーリーが数多くあります。1997年にラジオ出演した直後、穴のある土地への道路が封鎖され、軍関係者のような人物に止められたとも語っています。
後にメル氏は政府から土地所有権を譲れと通知され、4億円もの売却金額が提示されたとも言われています。条件には「穴に関する一切の情報を外部に漏らさない」「国外に移住すること」の2つが明記されており、彼は最終的に土地を政府に貸し出し、オーストラリアに移住したといいます。
さらにこの穴を再調査しようとした際、現地で意識を失い、パスポートや所持品を盗られて見知らぬ土地に放置されたという不可解な失踪・襲撃話もあります。こうしたエピソードが伝わるにつれ、「政府が関与している」「アメリカが秘密基地化している」といった陰謀説や憶測が拡散していきました。
実際、報道サイトや2ちゃんねる系まとめでも、政府隠蔽の疑念を取り上げる記事が見られます。しかし、これらは全てメル氏の一方的な証言に依拠するものであり、現段階では立証できていません。
メルの大穴と類似する都市伝説
メルの穴に似た「底なしの穴」の話は世界各地で報告されています。例えばスペイン・バスク地方にも同名の“底なし穴”があり、深さが測れないほど底が見えないと伝えられています。
バスクの穴は古くから地元で語り継がれているのに対し、メルの穴は1990年代に急に現れた点が異なります。ロケーションも山岳の密林と荒野の違いがありますが、いずれも「深さが測れない」という共通点があるといえます。
他にも中国・黄山の奇岩やブラジル・ボニート国立公園など、さまざまな場所で「異界につながる底なしの穴」の伝説が語られてきました。日本では「杉沢村伝説」(忽然と村人が消えたという話)など、神隠しを暗示する怪談があります。
メルの穴も含めて、こうした話はインターネットを通じてさらに広まり、多くの人々の想像力を刺激しています。
メルの大穴の信憑性

一方で、これらの話を理性で眺める専門家やネットの声は懐疑的です。そもそも「メル・ウォーターズ」という人物の実在が確認できていません。現地の土地登記にも彼の名前は見当たらず、まるで都市伝説の登場人物のようです。
24kmもの釣り糸の重さや地中の高温・高圧を考えると、物理的にも不可能との指摘もあります。実際、12km地点で断念したコラ超深度掘削などの例を挙げ、「24kmなんてありえない」と冷静に分析する声もあります。
衛星写真にもどこにも明確な穴は映っておらず、調査者が立ち入り禁止や資金不足に遭ったという証拠もありません。情報源はほぼネット伝聞のみで、科学的な裏付けは皆無です。
しかし同時に、「本当か嘘か」だけでは語れない魅力がこの都市伝説にはあります。底なし穴や政府陰謀といった要素は、見知らぬ世界へのロマンや恐怖心を刺激し、読む人を惹きつけるのです。
最後に、あなたはどう思うでしょうか?
もしメルの穴が実在するとしたら、その底には何が眠っているのでしょうか?それとも、語り継がれる物語の“魔力”に過ぎないのでしょうか?真相は未だ闇の中。
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